970704-2 「下山の自然と人が大好きです」「倉茂理奈さん」



 
 農村の活性化を支援する民間ボランティア団体「地球緑化センター」(東京本部)のふるさと協力隊のメンバーとして、今年の四月から一年間、東加茂郡下山村に派遣されているのが倉茂理奈さん(23)=同村大字羽布字赤狐子(しゃこじ)=。
 
 ふるさと協力隊は、全国十一カ所、十六人が活躍している。倉茂さんは、香恋の館や森林組合の仕事の手伝いをしている。「下山村ふるさと通信−しゃこじ−」などを発行し、下山村から全国に向けて情報発信をしている人だ。下山村の印象などを伺った。
 (聞き手は本紙記者・藤原) 

 ふるさと協力隊に応募された理由は−
 
 大学三年生の時にポスターを見て、これだと思いました。以前から農業に興味がありました。そうしたことができると思い、応募しました。
 
 学生時代から何かされていましたか−
 
 ブラスバンド部に所属し、クラリネットを担当していました。全国大会で金賞を頂いたことがあります。部活動が忙しかったので、その他の事はできなかったですね。
 
 四月に来たという事ですが、下山村の印象は−
 
 下山村には初めて来たんですが、まわりが山に囲まれていて、嬉しくなってきました。星、月、太陽などのすべてのものが山から出て、山に沈んでいくという印象です。 下山村の山、川、自然、人々が大好きです。毎日がすごく楽しいです。
 
 下山の友人に「一番好きなのは、自分の家の水」と言われ、ビックリしました。今までの私の生活では考えられませんでした。下山のおいしい水を守るために、食器の汚れを拭き取ってから洗ったり、米のとぎ汁を流さないなどの自分で出来ることから実践しています。
 
 下山村での仕事はどんなことを−
 
 四、五月は香恋の館で、今は森林組合で働かせてもらっています。草刈りや枝打ちなどをさせてもらいました。七月からは温室や農協でも働かせてもらう予定です。
 
 下山に一年間滞在して、やりたいことは−
 
 「香恋通信」を出しているんですが、お客さんとコミュニケーションが取れる手段にしたいです。また、村外の人だけではなく、村内の人にもっと香恋の館に興味を持ってもらえるようにしたいですね。
 
 林業や農業といった職業にも若い人が就いています。また下山の自然が好きで移り住んで来た人もいます。こうした人たちが、将来も住み続けていけるよう、また下山に自信を持ってもらえるように、みんなでうまく意見をまとめていきたいですね。


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