990604-1 「10年先の保見ヶ丘を考える 専門委員会を設置」「明るくする会が総会を開催」

 豊田市北部の一一〇〇〇人が住むマンモス団地・保見ヶ丘で、住環境改善を考えている「保見ヶ丘を明るくする会」の総会が五月三〇日、保見ヶ丘六区集会所で開かれた。総会には団地住民を始め、保見ヶ丘国際交流センター設立準備会のメンバーら約三〇名が参加した。


 保見団地には全人口の三割、約三〇〇〇人の外国人が居住している。ゴミ出しや騒音などで日本人と外国人のトラブルも少なくない。


 「明るくする会」は、トラブル解決と住み良い保見ヶ丘づくりを考えるため、二年前に設立された。以来、日本人と外国人との入居バランス、一戸一世帯の徹底、入居マナーの指導などを要望してきた。昨年末には、団地を管理する住都公団と愛知県に住環境改善の要望書を提出した。


 総会では、一〇年度の活動内容が紹介された後、役員改選が行われた。


 新会長には月東通博公団保見ヶ丘区長、副会長には竹岡治夫保見ヶ丘六区区長、成瀬壮県営保見区長、成瀬正弘保見緑苑区長が選ばれた。今まで会長を務めてきた松井正衛市議は、新設された顧問に就任した。


 一一年度の取組内容で、一〇年先の保見ヶ丘を考えるため、専門委員会の設立を目指すことが決まった。複雑に絡み合った問題解決の糸口を、個別の専門委員会で見つけ出そうというものだ。会の活動が今まで通りの事後処理対応に終わってしまう、という危機感もあった。


 委員会は、0x0171交通駐車場問題委員会、0x0172日系外国人問題委員会、0x0173環境問題委員会の三部制になっている。各委員会の対応課題は次の通りだ。


 0x0171交通委員会・・路上駐車の実態調査、三〇〇〇坪程度の用地確保、違反車の撤去。


 0x0172日系人委員会・・各ボランティアの支援、日系人による移動販売者対策、未就学児童対策、混在型社会の実現。


 0x0173環境委員会・・ゴミ出しマナーの徹底、資源ゴミ回収の説明。


 これらの問題を解決するとともに、日本語ボランティアなどのNPO(民間非営利組織)を創設し、外国人との混在型の街づくりを、という提案もなされた。


 保見団地に隣接する乙部ヶ丘地区で日系外国人とのトラブルが目立ち始めたことから、会の名称を変更し、ともに対応策を検討しようという話も持ち上がった。 (藤原久道)


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